以前は文章作成の際にはフォントを12で書体はMS明朝体を好んで使用していました。 MS明朝体はHGSゴシックMなどに比べて比較的に真面目な書体という印象があります。
例えば目上の人に宛てた手紙などを出す際には、やはりHGSゴシックMなどでは、少し軽く感じられるため避けた方が無難だと感じているからです。
手紙は手書きでなくてはという人からすれば、パソコンでの文字は冷たい印象かもしれませんが、下手な文字で読みにくい手紙をだすよりは、返って良いのではないかと考えています。
ただ最近はMS明朝体よりもフォントは20に設定し、教科書体を使用する事が増えてきました。 フォント20ではかなり大きくなると思いきやHGS教科書体に設定をして入力をすると、明朝体よりもひと回り小さくなるので、丁度よい大きさになります。
教科書体は種類も多く私が見たところ9種類くらいはありました。 書体自体も装飾的ではないのでどの年代にも受け入れやすい気がしています。 少し書道のお手本の文字のようにも見えますが、それが返って美しく感じられます。
UDデジタル教科書体NP-やUDデジタル教科書体N-Bなどは、少し太めの書体という事もあって、例えば年賀ハガキや暑中見舞いなど少し大きく強調したいときなどに重宝しています。
文字とはかわいいやかっこいいなどの理由で、好みも様々かもしれませんが、私としては何よりも読みやすいという事が大切ではないかと思っています。 冒頭で過去、好んで使っていたMS明朝体もやはり読みやすいという事も使っていた理由のひとつです。
今後もしも教科書体以外よりも読みやすい書体を見つける事が出来たのなら、そちらを使用するかもしれません。 ただ現在私が使用しているパソコンのワードに入っている書体では、教科書体以外に私が読みやすく、どの年代や相手に対しても安心して使えると思える書体を見つける事は出来ていません。
それにしてもパソコンのワードに入っている書体の豊富さには改めて驚きます。 ひとつひとつの書体がそれぞれ個性を持っているのが、大変おもしろく感じられます。 私はまだ使ったことは一度もないのですが、よく見るとWebdingsという書体があります。
パソコンにも書体にも詳しくない私がいけないとは思いますが、これは一体どうやって使うのかわからないままです。 恐らくもっと沢山の書体がこの世には存在すると思いますが、私はこれ以上は使う事はないでしょう。 事実私が使っているのはほんの一部なのです。 文字とは書体とは大変におもしろい世界です。