フォントや書体というのは、それぞれイメージがあります。同じ文章でも、フォント、書体が異なると、やっぱり思い浮かぶイメージが異なっています。堅いイメージや柔らかいイメージ、ちょっと温かいイメージ…など、本当にフォントや書体によって、イメージが変わります。
このため、広告やメディア、ブログなどでフォントを考える場合には、慎重に選ぶことが大切です。同じ文章や同じキャッチコピーでも、フォントの選び方で、相手への伝わり方というのががらりと変わってしまうからです。特に、商品のイメージを伝えたいという場合には、フォント選びは大変重要であると考えられるでしょう。
たとえば、新ゴシック体などを例に挙げてみると、新ゴシック体は、とても現代的なゴシック体ですし、機械的な印象を与えてくれます。このため、そういった商品や、そういった印象を与えたいときに向いていると考えられます。
均等で明るい印象もありますし、それでいてスマートな印象があります。また、洗練された都会的なイメージもあります。このため、広告などに使うととても洗練された都会的なイメージを与えることが出来るといえるでしょう。また、はっきりとしたイメージがありますし、活動的なイメージもあります。小さな文字でも良いですが、大きな文字でこちらの新ゴシック体を使うと、とても印象的に映ることでしょう。
このように、フォントによってイメージはそれぞれ異なりますので、適したものを選ぶ事が大切です。
また、フォントや書体を選ぶ際に、注意をしなければならないのは、あくまでも自分の好みだけで選ばないということがとても大切となります。パワーポイントや、その他広告を作成するときに、フォントや書体を選ぶ事になりますが、好みで選ぶと失敗をしてしまうことが多いです。
この場合、読みにくかったり、相手に思ったように伝わらなかったり…ということがあるからです。あくまでもフォントや書体を選ぶ場合には、その伝えたいイメージを伝えることが出来るのかという点や、相手にどのように伝わるのかということを考える必要があります。そして適正と思われるようなフォントを選ぶようにしましょう。相手への伝わり方やイメージで選ぶということがとても大切です。
さまざまなフォントがありますが、時と場合によっては相応しくないというものもありますので、注意をしましょう。適切なフォントや書体を選ぶ事で、人に良い印象を与えることが出来るのです。